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NEWS

お知らせ

~新人と共に、自分も育つ春~

みなさん、初めまして。看護師の高崎と申します。
新年度が始まり環境が変わった方もいらっしゃると思います。当院でも新しくスタッフが入職して研修を始めています。
私は、スタッフの教育係を担当しているので今回は当院のスタッフ教育についてお話しさせていただきます。

当院での新人研修は、OJT で行っています。
OJTとは「On the Job Training」のことで、職場で実際に業務を実行しながら知識や技術を身につけ、先輩の助言を受けて能力を磨いていく教育訓練の方法です。さまざまな職業分野でも取り入れられている制度ですが、医療や介護の現場では最も多く取り入れられている制度です。
通常は、診察の介助につくのは看護師および看護助手が1名ですが研修中は先輩についていますので診察に複数でつかせていただくことがあります。研修中の新人なんだな(初心者マークを付けています)、とご理解ご協力いただけると幸いです。

スタッフ教育は、一見「指導する側の負担が大きい」と思われがちですが、実際には多くのやりがいと成長の機会があります。教えることを通じて、相手の変化を実感し、自分自身のスキルも磨かれるからです。

1. 成長の瞬間を見られる喜び

教えたことをスタッフが実践し、できるようになった瞬間は、指導者にとって最高の報酬です。例えば、新人が最初は戸惑っていた仕事をスムーズにこなせるようになったとき、目の輝きが変わるのを感じます。「あ、理解できた!」という気づきの表情を見ると、指導した側も嬉しくなります。

2. チーム全体のレベルアップにつながる

一人ひとりのスキルが向上すると、職場全体の雰囲気が変わります。教育を受けたスタッフが次の世代を教え、成長の連鎖が生まれると、チーム全体が強くなります。「任せられる仕事が増えた」「前よりスムーズに業務が進むようになった」という変化は、教育の成果が表れた証拠です。

3. 指導することで自分も成長できる

「人に教えること」は、自分の理解を深める最も効果的な方法の一つです。スタッフの疑問に答えたり、分かりやすく説明したりすることで、自分の知識が整理され、指導スキルも向上します。また、相手の考えや視点に触れることで、新しい発見があることも多いです。

4. 信頼関係が生まれる

教育を通じて、スタッフとの信頼関係が築かれることも大きなやりがいです。「困ったときは相談できる」「指導者として頼られる」ことで、職場のコミュニケーションが円滑になります。信頼関係が強まると、チームワークが向上し、働きやすい職場環境が生まれます。

5. 「教えられる側」から「教える側」へバトンを渡す楽しさ

教育を続けていくと、かつて教えたスタッフが新しいメンバーを指導する場面が出てきます。この瞬間は、指導者にとって大きな達成感を感じるタイミングです。「自分が育てたスタッフが、今度は他の人を育てている」と実感できると、教育の重要性を再確認できます。

まとめ:教育のやりがいは「成長」と「つながり」

スタッフ教育は大変な面もありますが、それ以上に成長の喜びと人とのつながりを実感できる貴重な経験です。
「教えることは、自分も学ぶこと」そう考えると、教育の時間がより楽しく、充実したものになります。

これからも、より良い医療を提供できるようスタッフ一同努めて参ります。よろしくお願いします。