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COLUMN

コラム

~院長が伝えたい~「目と鼻」だけじゃない、「花粉皮膚炎」への備え

こんにちは。
ごとう皮フ科クリニック院長の後藤康文です🤗
患者様にはいつもお礼や感謝の温かいお言葉をかけていただき、うれしはずかし、でも本当に感謝しております。

2月4日は「立春」。
暦の上では春を迎え、日中は少し寒さが和らぐ日もありそうです。
しかし、花粉症をお持ちの方にとっては、これからが本番。
この時期だからこそお伝えしたいことがあります。

2026年、愛知県は「例年より多い」花粉飛散量?🤧💦

2026年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予測では、愛知県は例年(過去10年平均)よりも飛散量が「多い」と予測されています。
なんか最近毎年花粉が多いって言われていて慣れっこになっちゃいますね。
でも2025年と比較して多くなる見込みだそうで、やっぱり花粉は多いみたいです。

スギ花粉のピークは3月上旬から中旬、続くヒノキ花粉のピークは3月下旬から4月上旬で、少し早めにバレンタインデーの頃から薬を始めて、ゴールデンウィークまでにしましょうとお話ししていましたが、最近はもっと早くなってる感じがしています。
早い人はすでに反応し始めているので、そろそろ治療を開始した方が良いかもしれません🤧🌲

「目と鼻だけ」ではない花粉症 ―花粉皮膚炎をご存知ですか? 

皮膚科医として、この時期に特にお伝えしたいのが「花粉皮膚炎」の存在です。
花粉症といえば、くしゃみ・鼻水・目のかゆみをイメージされる方が多いと思いますが、実は皮膚にも症状が現れることがあります。
代表的な症状は、顔(特に目の周り)の赤みやかゆみです。
また、全身にじんま疹が出たり、アトピー性皮膚炎が急激に悪化したりするケースも珍しくありません。
アトピー性皮膚炎の患者さんの約30%は、花粉の時期に症状が悪化するというデータがあります。
「毎年この時期になると肌の調子が悪くなる」という方は、花粉もしくは黄砂が原因かもしれません。

花粉(黄砂)皮膚炎の2つのメカニズム 花粉(黄砂)皮膚炎には、発症パターンが2種類あります。

1つ目は、皮膚に直接花粉が付着して炎症を起こすパターンです。
特に、もともと顔に湿疹や乾燥がある方は、皮膚のバリア機能が低下しているため、花粉が侵入しやすく悪化しやすい傾向にあります。 

2つ目は、目や鼻から花粉が体内に入り、アレルギー反応として二次的に皮膚に症状が出るパターンです。
体中がかゆくなったりするのはこっちのパターンで蕁麻疹に似ています。

今週からできる「先手の対策」

花粉症の治療で最も大切なのは、症状がひどくなる前に治療を始めることです。
敏感な方はすでに感じ始めてきています。
早めに抗アレルギー薬の服用を開始するのが良いと思います。
日常の中でできる工夫が大切です。
マスクをしたり、窓を開けっぱなしにしないことはもちろん大切ですが、花粉皮膚炎の対策で最も重要なのは「厚化粧」です😷✨
化粧をすると肌が荒れそうと思われる方も多いですが、顔にバリアを作る意味でも化粧は大切です。男性であれば日焼け止めでも十分ですし、保湿剤を朝塗るのも有効です。
メイク落としは優しくしないといけませんが、メイクは花粉対策にはすごく有効な手段です。 
皮膚以外の症状も「トータルで」治療します。

みっちゃん先生がまとめた花粉症対策の記事もおすすめです👉https://www.gotohifuka.com/newstopics/blog/1634/

花粉症は、鼻症状・眼症状・皮膚症状・呼吸器症状など全身に様々な症状を引き起こす疾患です。 
当院では、皮膚に対する飲み薬・塗り薬に加えて、点眼薬・点鼻薬・吸入薬なども処方し、花粉症の症状をトータルで改善する治療を行っています。
また、ご自身がどの花粉にアレルギーがあるかを調べるアレルギー検査や、根本的な体質改善を目指す舌下免疫療法にも対応しています。

舌下免疫療法についてまとめた記事はこちらです👉https://www.gotohifuka.com/newstopics/blog/1717/  

2026年は愛知県にとって花粉飛散量が多い年になると予測されています。
「なんだか毎年この時期は肌の調子が悪い」「目の周りがかゆくて赤くなる」という方は、花粉皮膚炎の可能性があります。
もともと肌が弱い方はもちろん、この時期に急に悪化する場合には早めにご相談いただければと思います。

どうぞお気軽にご相談ください。
皮膚症状だけでなく、花粉症に伴ういろいろな症状をトータルでケアし、楽しい春が迎えられるようにしていきましょう😊🌸

 

この記事の担当者
後藤 康文
ごとう皮フ科クリニック 院長
後藤 康文

医学博士/日本皮膚科学会認定皮膚科専門医/日本癌治療学会癌治療認定医